私もお酒にはとても弱いです。一見強そうに見えるのが辛いところですが、ビール一杯で顔が真っ赤になる、とても燃費のいい体になってます。
そういうものにとっては、他の人がおいしそうにお酒を飲む姿がとってもうらやましく思えますよね。
夏場のビアガーデンでビールを一気にカーッと飲み干す・・・永遠の憧れですが、真似をしても苦いだけなので、結局、隣でオレンジジュースを飲んでます。
アルコールに強いか弱いかはある程度遺伝子で決まってしまっています。
つまり、生まれつきなのです。ご両親はお酒に強いでしょうか?
ご両親がともにお酒に強いのにみににさんだけがめちゃくちゃ弱いということはあまりないと思います。
アルコールを飲むと体内でアセトアルデヒドという物質に変化します。
このアルデヒドのせいで酔ったときの嫌な症状が起こってくるわけですが、これを分解して無害の物質にしてしまう酵素の働きが、遺伝子によってめちゃくちゃいい人、ちょっと悪い人、全く働かない人の3段階に分けられるのです。
分解酵素の働きが悪いと、あっという間にたくさんのアルデヒド体中を回ることになり、気分が悪くなったり、吐き気がしたりと悪酔いしてしまうわけです。
遺伝子によってアルデヒドを分解する酵素の働きが違ってくるのですが、実は、アルコールの分解を助ける酵素にはもう一つあって、こちらの働きは訓練によってよくなるので、アルデヒドの分解酵素の働きが弱い人も、お酒を習慣的に飲み続けることで、少しずつ強くなっていきます。
ただし、こっちの酵素をあんまり酷使すると肝臓に負担がかかるので、肝臓障害が起こりやすく、また、女性のほうがその危険度は高いので、無理せずオレンジジュースで済ますの方が体のためですよ。
後は筋肉量が多い人もお酒の分解力が高いといわれていますので、習慣的な運動を心がけるのもいいでしょう。