太っている人の多くは実際の肥満指数(BMI)と比べて、自分の太り具合を過小評価してしまう傾向にあるという。つまり、太っているのに「自分はまだ太ってない」と思いがちなのだそうだ。
市場調査会社『ハリス・インタラクティブ』と消費者健康通信『ヘルス・デイ』は、18歳以上の男女2,418人に肥満度に関する調査を実施した。対象者に、身長と体重、それに「自分の太り具合」についての自己評価をたずねて調査をしたのだ。そして得られた回答をもとに肥満指数を割り出し、「太り気味」、「肥満」、「過剰な肥満」の3つグループに対象者を振りわけ、それぞれの自己評価と照らし合わせた。
その結果、太り気味グループの30%の人が「自分は普通の体重」と認識しており、肥満グループの70%が「ちょっと太り気味」であると自らを評価した。また、過剰な肥満グループは39%が「肥満気味」であると答えている。いずれも実際の肥満指数に比べて、自分の太り具合を低く見積もっていることが明らかになった。とくに肥満グループの人たちは過半数以上が、肥満であることを認識していない。
『ハリス・インタラクティブ』のレジーナ・コルソ氏は「自分の身体のイメージと、実際の肥満指数がかけ離れている人が多いようだ。この認識のズレが肥満の原因かもしれない」と指摘している。秋の味覚を楽しむ前に、いま一度自分の体重をチェックしてみよう。
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