1930年代から、定期的に内容が更新されているアメリカの定番料理本『Joy of Cooking』の研究結果によると、昔の料理本のレシピよりも最新版のレシピの方が40%もカロリーが高くなっているそうです。
その一番の原因は、1人分の量が多くなっていること。70年間の変化を研究したところ、40%もカロリーが増えており、それは1人分につき約77kcal増えたことになるそうです。
例えば、『Joy of Cooking』のブラウニーのレシピでは、材料、レシピ、使う入れ物の大きさは全く同じなのに、60年代、70年代のレシピでは30個分だったものが1997年のレシピでは15個分になっています。また、同じレシピで14人分だったものが10人分になるなど、1人あたりの分量が増えているものも多いです。
ということで、昔の料理本を今も使い続けておくことは、決して悪いことではありません。